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「春華秋実」 

 

篆刻
篆刻

成語印「春華秋実」。 3.5cm角の石に彫りました。印稿を作ってのオリジナルです。

上の画像はひととおり彫り終わったところです。

さらにもう少し彫って、その後先生に見ていただいて、最終的に下の画像の作品となりました。

今のところ私は、文字を残す彫り方(朱文)は、文字の線と線の間隔が広いところを深くしっかり掘ることと、細かい彫り残しがないようにする事に気をつかっています。
ちゃんと彫れていないと石についた印泥が、紙に付くことになります。
試し刷りで一度印泥がついた石は、でこぼこが見えにくくて、修正もしにくいのです。


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フルキヲタズネテ・・ 

 

篆刻を習い始めて2年が経ちました。10月からは3年目に入ります。
だいたい1ヶ月に1個ずつ作りますが、画像はこの一年で作ったものの中でもっとも気に入っている2つ。両方とも35mm角の石に彫ってあります。上下に押して9月はじめの書道展に出品しました。写真はその部分です。
篆刻1

成語は先生が例としてあげてくださった資料の中から好きなものを選んでいます。自分で探しても良いのですが、その時間も惜しいぐらい、早く制作に入りたいと思ってしまいます。

上の印
「温故而知新」
故(ふる)きを温(たず)ねて新しきを知る

下の印
「桃李不言下自成蹊」
桃李(とうり)言わざれども下自(おのずか)ら蹊(みち)を成す
辞書で意味を調べると、桃李は何も言わないが、美しい花や実があるから人が集まり、下には自然に道ができるとありました。(この文の後に、徳ある人は自ら求めなくても・・と花や実に喩えた解説が続きますが言わずもがな、だと思うので省略・・。)
この印を作ったのが5月で、この春四条大橋の川べりの桃の花に吸い寄せられるように惹きつけられたすぐ後だったので、なるほどと納得して彫ったのでした。

「桃李不言下自成蹊」の印稿です。
印章辞典を引いて文字を考えます。
彫るより、印稿制作の方に時間がかかります。
篆刻2

篆刻3
改定常用漢字印章辞林
「温」の字が写っています(右のページ)
文庫本より一回り小さいサイズの携帯用です。印章文字は形も面白いものが多くて見ていて飽きません。
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